COLUMN
家づくりコラム
冬の設備取扱について
2025/1/20
- #よくある質問
皆さんこんにちは!桧家住宅秋田店です。
今回のコラムは「冬の設備取扱」についてです。
今年は気温の低い日が例年よりも早く始まり、降雪量も多く気にされている方も多いのではないでしょうか。
エコキュートやエアコン室外機、外部水栓など、冬季ならではのポイントをお伝えできればと思います。
■エコキュート
多くのメーカーのエコキュートには「追い炊き配管の凍結防止機能」が備わっています。
弊社で主に採用しているコロナ製エコキュートですと、浴槽の循環口から10㎝ほど上まで水を張っておくことで
気温が下がると自動的に作動します。
また冬季は他の季節に比べてお湯を使う量も増えるかと思いますので、節電メインの運転モードにされている方は
1ランク上のモードにすることでお湯切れを減らし快適にお使いいただけると思います。
※「高温さし湯機能」があるタイプはすばやく浴槽の湯温を上げながら給湯できるので便利です。
■エアコン室外機
オール電化住宅などでエアコン暖房をご使用の場合は室外機の環境が重要になります。
性能をフルに発揮できるよう、室外機まわりが雪などで埋まらないにしましょう。
風通しが良い状態にすることで安定した暖房運転を行うことができます。
※屋外温度が低く湿度が高いときは暖房能力の低下を防ぐため「霜取り運転」を自動的に行う機種が多くあります。
作動時は一時的に暖房が停止し室外機から水や湯気が出ますが故障ではありません。
室外機まわりの風通しを良くしておくことでこの霜取り運転が働く頻度を抑えるができるようです。
■外部水栓
意外と見落としがち?な外部水栓。冬季中は水抜きハンドルを使用し凍結防止を行いましょう。
もしも凍結した場合は水栓金具に熱湯をかけるのはNGです。破損の原因になってしまいます。
できれば自然解凍、お急ぎの場合はタオルなどを巻きぬるま湯をかけて解凍しましょう。
最近の設備機器は技術性能の向上でメンテナンスフリー系が多いですが、やはり使い手の思いやり?も大切です。
ポイントをおさえて快適なウィンターシーズンをお過ごしいただければと思います!