COLUMN
家づくりコラム
贈与税ってどうやって決まる??
2024/5/16
- #よくある質問
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皆さんこんにちは。秋田で全館空調のある新築一戸建てを建てる桧家住宅秋田店です。
今回のコラムは「贈与税」についてお伝えいたします。
そもそも「贈与」とは何か、ご存じでしょうか?
「贈与」とは、ある一方が自分の財産を無償で与える意思を示し、相手方がこれを承諾する契約行為の事です。
言ってしまえば、学生の時に親からもらったおこずかいも贈与ですよね。
ある一定以上の金額や資産の贈与が発生すると、受ける側(受贈者)に税金がかかってしまいます。
贈与税の基礎控除(税金がかからない金額)は110万円で、1月1日から12月31日までの間に受けた贈与の合計から暦年課税にかかる基礎控除110万円を引いた額に税率を掛けて贈与税額を計算します。
ちなみに、贈与には「一般贈与」と「特例贈与」があります。
・「特例贈与」親や祖父母から18歳以上の子・孫への贈与
・「一般贈与」上記以外の者への贈与(18歳未満の子・孫や兄弟、姉妹など)
特例贈与の方がかかる税率が安いので、子や孫に贈与する場合は大人になるまで待ってからの方がお得ですね。
ちなみに、上記の他にも贈与の目的によって贈与税が一部控除されるケースがあります
↓↓↓
・相続時精算課税制度による贈与
・夫婦間の居住用不動産の贈与による配偶者控除
・住宅取得資金目的による贈与
・教育資金目的による贈与
・結婚・子育て資金目的による贈与
・特定障害者支援による目的の贈与
よく家を建てる時に親から資金援助してもらう、結婚式の費用を出してもらう、などは上記に該当しますね。
また、「みなし贈与」という贈与をご存じでしょうか。
親や祖父母から毎年100万円ずつ継続してもらう、
親所有の土地を著しく安い価格で買う
などは、贈与をしたつもりがなくても、贈与があったとみなされる行為と捉えられ、結果として贈与税がかかってしまう事があります。
早い内に次世代を担う若い人達へ資産を写し地域や会社などの活性化を図る事として効果的な事とされていますが、多額の資産を贈与する場合は贈与税がかかるケースがありますので、一度最寄りの税務署や税理士の方へ相談されることをおすすめ致します。
桧家住宅ではファイナンシャルプランナーも在籍し、住宅についてのお金のお困りごともアドバイスさせて頂いております。是非一度詩を運んでみてはいかがでしょうか。