COLUMN
家づくりコラム
地震保険について
2025/7/7
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皆さんこんにちは。桧家住宅秋田店です。
マイホーム資金を計算する上で、ほとんどの方が資金計画の中に火災保険料を組み入れていらっしゃるのではないしょうか?
特に金融機関からの融資を受ける場合は、借入期間に応じて保険料の長期一括払いが条件となってくるため、その額が資金計画に占める割合が大きくなってまいります。
ただ、加入される保険の保険料も重要ですが、その内容もしっかりと理解しておく必要があります。
そこで今回は現在トカラ列島で地震が頻発しているという事もあり、『地震保険』に焦点をあててみました。
残念ながら、通常の火災保険は地震による火災や災害、噴火、またはこれらによる津波が原因の被害は補償していません。
よって、地震のときの火災や災害による損害を補償するためには、火災保険とは別に地震保険への加入が必要となります。

≪地震保険の特徴と補償内容≫
①単独では加入不可。必ず火災保険に付帯しての契約となります。
②補償額は火災保険の30~50%となります。(全壊しても最大で半分の補償)
→特約加入で+50%で火災保険と同額も可能。
③保険期間は最長5年。
④損害の程度によって支払率が変動
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全損 → 100%
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大半損 → 建物60%
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小半損 → 建物30%
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一部損 → 5%
⑤保険料は地域と建物構造によって掛け金が異なります。
(ちなみに秋田県は全国でも掛け金が一番低い1等地のランク)
⑥秋田県の地震保険の加入状況(2022年度)
付帯率・・・75%(火災保険の加入時に地震保険を付けられる割合)
⑦地震保険の主な補償範囲
・地震により火災(延焼も含む)が発生し家が焼失
・地震による家の倒壊や埋没
・火山などの噴火による家の損壊
・津波による家の流出

地震保険は万が一の備えとして重要な保険のひとつです。
また、地震保険はどこの保険会社で加入しても、商品性、保険料とも同じなんです。
これは地震保険が、国の法律に基づいて政府と損保会社が共同で運営している公共性の高い保険だからです。
地震保険に限ったことではないのですが、「とりあえず保険を契約をしておけば・・・」と補償
内容もわからずにお任せにされている方も多いようです。

保険は災害から『大切なご家族とご自身の財産を守る』重要なものですので、
最低限の補償内容は確認しておくことをおすすめいたします。